2018/4/30(月)
道の駅 信濃路下條から一日が始まります。
下條村のおいしい物を集めた駅で、建物は「そばの城」
お城の中ではそば打ち体験もできるようです。
この道の駅には14畳ほどの広さの休憩室がありました。誰でも使えるので疲れ果てたドライバーさんに良いですね。
中山道 木曽路 馬籠宿
中山道木曽路 馬籠宿の観光案内はここをクリック⇒ ここ
中山道は江戸日本橋を起点とし京都まで約530kmの道路で、ここには69箇所の宿場がおかれていました。
馬籠宿は板橋を1番目とすると43番目になり、江戸からの距離は332kmになります。道路が南北に貫通しているが急な山の尾根に沿っているので、急斜面で、その両側に石垣を築いては屋敷を造る「坂のある宿場」です。
山の尾根のため水に恵まれておらず、火災が多いのが特徴。馬籠は急峻な坂道の宿場で、明治と大正の大火で残念ながら当時の古い町並みは石畳と枡形以外は焼失しましたが、住民が一丸となって町並み保存に力を入れ昔の町並みを再現しています。
駐車場は赤丸をつけたB-1に止めました。
青丸をつけた島田公園も大型車が置けそうで迷ったんですが、B-1で正解!
下の画像は帰りに撮影したもので程よい混み具合。これなら十分出られます。11時位に駐車場に着いた時はまだガラガラでした。
後で島田公園の駐車場を見に行ったら激込み。島田公園に止めていたらどうなっていたことか…
展望台からの眺め
昔の人ってこんな山道を歩いていたんですね。凄いなぁ~
今に残る宿場の面影の一つ【高札場】は、村人や旅人に法令を徹底させる手段として設けられたものです(復元)
内容は忠孝、切支丹、火付、駄賃、毒薬、徒党の6つ。
- 親兄弟夫婦親戚みんな仲良くしよう
- 親孝行しよう
- 家業に専念して怠けないようにしよう
- 喧嘩や口論はやめよう
- 贅沢はするなよ
- 鉄砲はむやみに打つな
- ギャンブルは禁止
- 毒薬や偽薬の売買の禁止
- 新田開発の奨励
- 人身売買禁止と奉公人の扱いについて
- 放火犯を見つけたり怪しい人物がいたら報告しよう。褒美を与えるよ。
- 火事の時には金品は持って逃げるな。金品を拾ったら届けよう。後日隠してるのが見つかったら罰がある。でも申し出たらしたら許す。
- 火事の時に荷車で家財道具を運ぶの禁止(⬅過去に荷車が通行の妨げになったり、荷車に引火して火事が広がったから)
- 荷車を持つのも作るのも禁止
- キリスト教は禁止。怪しい人物がいたら報告しよう。褒美を与えるよ
- その他いろいろ
内容は道徳的なことがほとんど。
江戸時代は火事が多かったので火事については細かく書かれています。
また、キリスト教禁止については、信者への罰則よりも密告した場合の褒美の金額について詳しく書かれているのが特徴的(バテレンの訴人なら銀500枚、イルマンの訴人なら銀300枚とか)
当時の【五人組】体制がよく現れている感じですね。
※五人組···領主が命令して作ったチームで、お互いに監視したり、病気で働けない時には助け合って年貢を納められるようにしたりと連帯責任を取らせた。
高札場は役人が管理していて、村人に掃除をさせたり、文字が読めない村人に役人が読み聞かせていました。
村人にとって高札場は幕府の権威そのものだったため、恐れるべき存在だったそうです。
馬籠宿の案内図をGETしたので、見ながらプラプラ
キレイに整備されていて映画のセットみたい
馬籠宿は1本道で坂になっているから、駐車場の位置によって往路が上り坂になるのか復路が上り坂になるのか変わります。
たいした距離じゃないのでどちらでもそんなに変わらないんだけど、うちのロイロイは下り坂の時は元気よく歩きます♪
馬籠宿の南側の入り口に【桝形】とよばれる道路を直角に二度折り曲げた所があります。
戦国時代直後の江戸時代初期、徳川幕府は国内全ての街道の宿場町に軍事要塞機能を持つ【桝形】を必ず設置しました。
道を2度曲げることによって角の先が見えないから、敵が攻め込みにくくなるし、迎え撃つこともできるんです。
馬籠宿の桝形は狭い山の尾根の地形を巧みに利用して作られていて馬籠宿を拝観するポイントの1つになっています。
桝形の石垣に咲いていたお花
これは何て植物ですか?ググっても分かりませんでした。
なんだか人間っぽく見えるのは私だけ?顔があって左手を上げているの。
植物なんだけど造花のような瀬戸物のような不思議な素材感。
馬籠宿おすすめのランチ
馬籠宿でのランチは始めから決めていました。
ペットも一緒に入れるそば処 まごめやです。
中庭が見えるペット専用の別棟
暑さや寒さ、雨風をしのげるって素敵!
ペット可の飲食店で多いのがテラス席だからね。暑かったり寒かったり過酷なのよ。
家族全員でお得感満載のサービスランチをオーダー
そばはもちろん、全ての料理が美味しかったです。特にお魚の甘露煮が最高!!!(食レポ下手だなぁ)
この品数とボリュームと味付けで1,000円は安いと思います。
人間のお食事中、ロイは私の膝の上でお昼寝タイム
写真を撮りたくて起こしたら・・・眠そう( ´∀` )
まごめやが馬籠宿1本道の端っこなので、ここから来た道を戻ります。
復路は上り道。ロイロイはお決まりの抱っこ
可愛いから許す
駐車場に戻るまでの間にいろいろと買い食い。食後のデザート=別腹ってヤツね。
歩きながら食べるのも良し、軒先で食べるのもまた良し
中山道 木曽路 馬籠宿は小規模だからこそゆったりと過ごせました
馬籠塾⇔妻籠宿・約8㎞の中山道ハイキングができます
中山道の馬籠宿と妻籠宿の間は、ゆっくり歩いても約3時間程度のハイキングができます。
木曽馬籠宿 中山道のハイキング&身軽な旅のごあんないそれぞれの観光案内所では手荷物受け取り及び運搬(荷物1個500円)をしてくれるので身軽になれます。
途中には男滝・女滝など見どころもあるので時間があれば歩いてみたかったな…運が良ければ悪ければクマに遭遇しちゃうそうですよ(クマ除けの鈴貸し出し有り)
この後は岐阜県の湯YOUパーク【わくわくの湯】まで約2時間30分のドライブ
長くなったので次の記事でわくわくの湯の紹介をします