2020/8/10(月)
かねてから行きたかった山形県鶴岡市「出羽三山神社」にご参拝
無料の随神門前駐車場
コロナの影響があるのか、比較的空いていました
出羽三山神社(三神合祭殿)がある羽黒山の開山は古く、1400年以上前の推古元年(592年)になります
では、隋神門をくぐって山頂に向かいましょう
標高414mの羽黒山山頂までは約1.7km、参道の両側には国の特別天然記念物の杉並木
祓川(はらいがわ)に架かる神橋&須賀の滝(すがのたき)
月山を源流とする祓川
昔は、参拝前に必ずこの祓川で身を清めたのだとか
人工的に造られた須賀の滝
江戸時代、25歳の若さで羽黒山別当の重職についた天宥(てんゆう)が、石段を造り、杉並木を造り、約8km離れた水呑沢から水をひいて須賀の滝を造ったそうです
爺杉
国の天然記念物で樹齢は1000年以上
羽黒山では最大にして最古の杉
近くにあった「婆杉」は1902年の暴風で倒れてしまったそうです
国宝・五重塔
承平年間(931年-938年)に平将門が建立
文中元年(1372年)に武藤政氏が再建
1608年に出羽山形藩主の最上義光が修復
高さ29.0mの三間五層柿葺素木造、東北地方では最古の塔
等間隔でキレイで細かいね
出羽三山神社は、リードを付ければペットOK
最初は元気にピョコピョコと石段を上っていたロイですが………
すぐにギブアップ
それもそのはず、出羽三山神社の石段は2,446段で、神社では日本一の段数
第2位の香川県琴平町「金毘羅神宮」が1,368段なので断トツ1位ですね!
ロイロイ、ミニ扇風機付きのペットリュックでVIP待遇
飼い主は7kgの可愛いハンデを背負って、先の見えない石段をトボトボと上ります
山頂まで車やバスで行く事も可能ですが、出羽三山神社の御利益は昔から石段を上ることと言われているし、杉並木参道や日本一の段数の石段を体験したかったので頑張りました
一の坂〜三の坂で構成されている石段には、全部で33個の彫り絵があります
彫り絵を探しながら上るのも楽しいですよ
でも、明らかに現代の人がイタズラで彫ったと思われるものもいくつかあって残念でした
上り始めてから1時間ほどで山頂に到着
月山神社(がっさんじんじゃ)・出羽神社(いではじんじゃ)・湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)の三神が合祭された「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」
そもそも出羽三山とは、羽黒山と月山と湯殿山の3つの山の総称で、それぞれの山の山頂に出羽神社と月山神社と湯殿山神社があります
そして、
羽黒山=現世の幸せを祈る現在の山
月山=死後の極楽浄土を祈る過去の山
湯殿山=生まれ変わりを祈る未来の山
と考えられているので、羽黒山→月山→湯殿山の順番でお参りするそうです
しかし、月山と湯殿山は、冬季は雪で参拝ができません
でも羽黒山にある三神合祭殿を参拝すれば三神をお参りしたことになるとされています(羽黒山も積雪はあるので、冬の参拝は靴に注意!)
三神合祭殿は、厚さ約2.1mもある茅葺屋根が見どころの1つなんですが、葺き変え中の足場が邪魔で、下からだと全然見えませんでした
でも、社殿の横の屋根は見られましたよ
画像では迫力が伝わらないなぁ(´・ω・`)チェッ
参拝も済ませてしばらく山頂でまったりしたので帰りましょう
今度は2,448段の石段を下ります
ロイロイ歩く気なし
さすがに下りでは、前太ももやふくらはぎに若干の張りを感じるようになってきました
少しは痩せたかな?
今回、ランニングウォッチで所要時間を記録しました
山頂でウロウロする時間も含めると、健脚な人で大体2時間30分程度
山頂でウロウロする距離も含めると4km程度
下山後、駐車場に向かう途中にあるお蕎麦屋さんに「あのぉ〜ペット連れなんですが、お外は暑いしリュックに入っているので……店内で食事は無理ですよね〜?」とダメ元で聞いてみました
すると、店員さんはリュックに入っているロイを見て「吠えたりしないですよね?奥のテーブル席なら良いですよ」と。
メチャメチャ感謝(*´∀`*)
山形名物の板そば+おにぎりセット
冷やしぶっかけそば
きっと普段は店内ペットNGのお蕎麦屋さんだと思うので店名は伏せますが、外に椅子とテーブルがあったので、そこなら時期を選べばペットと一緒に食事ができるかも
確実な事が言えなくてすみません
鶴岡方面に観光に行く機会があったら、出羽三山神社もおすすめですよ