2017/8/15(火)
長野県安曇野市大王わさび農場に行きました。
- 駐車場&入園料無料
- 大型車可(キャンピングトレーラーもOK)
- ペット可(要リード)
- 周辺道路は渋滞覚悟
大王わさび農場では東京ドーム11個分の広大な敷地で、年間150トンのわさびを栽培しています。
画像はほんの一角
当たり一面黒いネットで覆われています。
山間の樹かげで育つわさびは暑さと直射日光が苦手。だからこの黒いネットで守っているそうです。
5月から10月初めまでネットが掛けられているから、取り除いている状態のわさび田を見たいなら時期を選ぶ必要がありますね。春には梅や桜とわさびの花のコラボが見れるからおすすめの時期かも。
ネットの下はこんな感じ。
画像の奥に作業している方々がいるの分かりますか?大王わさび農場は観光地化されているけれど、普通に農場しています。
これは、掘りたてのわさびの【丸加工作業】
絡み合った葉や茎を分ける「かきわけ」という作業は、乱暴に扱うとポキッと折れてしまうから一本ずつ丁寧に。
でも目が痛くなる作業なんですって( TДT)
大変。
大王わさび農場の1番のお楽しみはグルメ♪
一番人気の【本わさび丼】が食べられるレストラン大王はお外まで長蛇の列でした。
並びます。
時期によってメニューは変わるみたいだけど、2017年8月のメニューは本わさび丼の他にわさびカレー、わさびパスタ等の変わり種メニューがありました。
ペット連れはテラス席ならOK。
家族全員本わさび丼を注文。誰か違うのを頼んでくれればいろいろ食べられたのに…
わさびは自分ですりおろします。残ったらお持ち帰りの袋がもらえますよ。
お寿司はサビ抜き40代女の私は、わさびやからしは全く口にしません。そんな私が本わさび丼に挑戦。
あれっ?ツーンッてならない・・・
家族全員平気みたい。まるまる1本を使い切ってもツーンは無い。
そっか~良いわさびはツーンってならないんだ!
と思いつつも調べてみると
- わさびはきめ細かく擦るほど辛味が増す
- わさびの細胞が壊れ辛み成分【アリルからし油】が生成される
- 円を描くように擦る
- 擦った後、包丁の背で叩くと粘りが出て辛味が増す
- チカラを入れずに優しく擦る
- 力むと荒擦りになり粘り気も落ちる
- 擦る前のわさびは辛くない
- 擦り方一つで辛味が変わる
- ツーンを楽しみたいならチカラを入れず円を描くように擦る
- ツーンが苦手ならチカラを込めてガリガリと擦った後にちょっと放置
- 辛味成分【アリルからし油】は揮発性が高くて常温で蒸気にしまい、時間が経つほど辛味が薄れる
- アリルからし油の蒸発時に人間の臭覚を刺激してツーンてなる
- 金物の下ろし金を使うなら擦った後は直ぐに陶器に移す
- わさびは金気が嫌い。
なるほど。ツーンってなったのは擦り方が悪かったのね。
食後のデザート【わさびソフトクリーム】
わさびのツブツブが見えるけど、わさびの主張は控えめ。ツーンも無し。お子様でも食べれるように作られているのかな?
大王わさび農場は行列に並んでお昼ご飯を食べて、場内をゆっくり見て回っても3〜4時間もあれば十分観光できる規模。
ペット可だから信州安曇野へ観光の立ち寄りスポットとしてオススメです。
雨が降り出したのに無理矢理記念撮影させられ、尻尾ダダ下がりのロイロイ
もっとロイの気持ちに気を配らなくちゃダメだなと反省させられた一枚になりました。