いまさらゴールデンウィークの記事だけど、自分の思い出記録として残します
2021/5/3(月)
新潟県弥彦村「彌彦神社」をご参拝
創建から2400年以上、とても長い歴史がある神社
昔は、伊夜比古・伊夜日子・伊夜彦・彌彦などと表記されていた事から、歴史的には「いやひこじんじゃ」と読み、現在は「やひこじんじゃ」と言い習わされているそうです
どれどれ、案内図でルートを確認
「一の鳥居」
真ん中の柱が6cmほど浮いているのが分かりますか?
これは雨や雪による柱の腐食を防ぐため
それともう1つの理由は昔々、陸奥弘前藩の藩主・津軽信牧が航海中に嵐に遭遇した時に、弥彦山に向かって「助かったら船の帆柱を鳥居として奉納します」と約束した事から、鳥居を水に濡らさないように浮かせているとも言われているそうな
神様だけが渡れる「玉の橋」
凛々しい狛犬さまは登録有形文化財
御本殿
弥彦神社は二礼四拍一礼で参拝
神体山は弥彦山、御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)のひ孫にあたる天香山命 (あめのかごやまのみこと)
ちなみに弥彦山の標高は634mでスカイツリーと同じ高さ
「絵馬殿」に入ってみた
元々は、本物の馬を奉納して五穀豊穣を願っていたそうです
そのうち絵師に馬の絵を描いてもらって奉納するようになり、いつしか自分の願い(健康だったり大漁だったり旅の安全だったり…)を描いて奉納するようになったそうです
これは、強い人になりたいのかな?
ワニは何?
奉納
軍艦磐手乗組
大正十四十五年度遠洋航海記念
って書いてあるから、遠洋航海の無事を祈ったとか、無事に成されたお礼とか?
いろいろ見ていると、大正~昭和初期に奉納されたものが多いから、今から100年ほど前ですね
参拝後、お土産屋さんで玉兎の和三盆を購入
弥彦名産「玉兎」の由来
大昔、霊峰弥彦山に沢山の兎が棲んでいたが、毎日、里へ下りては神領農民達の大切な田畑を荒らす為に、ほとほと困り果ててしまった。玉兎の由来より引用
農民達の苦しみをお聞きになった彌彦大神様は、早速弥彦山にいる兎達を全部集められて、大切な田畑を荒らすことのないようにとお諭しになったので、すっかり恐れ入った兎達は、以後絶対に里へ下りていたずらをしませんと固く誓い、それから後はぷっつりと被害が無くなったと云う。
神領の農民達は彌彦大神様の御神徳を大変感謝し、大神様のお諭しを聞いて畏まっている兎達の丸くなった姿を米の粉で形作って献上した所、大神様はこの菓子を喜んでお召し上がりになられ、「良幸餅(うさちもち)」と名付けられたと云う。
良幸餅・・・ウサギ餅は、彌彦大神様の宏大無辺の御神徳を今の世まで語り伝える弥彦の名産品であります。
見た目も可愛いし、すごく上品な甘さ
そして由来を知ってから食べると、特別感が増します!